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2013
16
Apr
秋の鰻掴 あきのうなぎつかみ

学名 Persicaria sieboldi
タデ科タデ属 (一年草)

茎に生えている密で鋭い逆トゲの様子を、これならばヌルヌルして滑りやすい鰻(うなぎ)も掴(つか)めそうだという意味であるというのが通説になっています。
湿性の高い水際の土手などに生育する高さ1mほどになる1年草です。
茎を多く分け、ツル状に長く伸びて他物に寄りかかるようになります。
茎には下向きの鋭いトゲが密にあります。

葉は、幅2cm前後、長さ8cm前後の長披針型、葉先は鋭三角形状です。
葉の基部が茎を抱くようになるのが特徴です。

初秋~秋に、茎頂に数個の小さな花を、密な半球形の房状(総状花序)につけます。
時に夏から咲き始めることがあります。

花は小さく、径5mmほどで花冠は5裂します。
花被片は、ガクで花弁はありません。
花は下部が白色で上部は淡紅色です。

日本各地から北東アジアに分布します。
多摩丘陵では、限られた場所に少ない個体数を確認しているだけです。

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2013
16
Apr

秋の鰻掴 あきのうなぎつかみ

学名 Persicaria sieboldi
タデ科タデ属 (一年草)

茎に生えている密で鋭い逆トゲの様子を、これならばヌルヌルして滑りやすい鰻(うなぎ)も掴(つか)めそうだという意味であるというのが通説になっています。
湿性の高い水際の土手などに生育する高さ1mほどになる1年草です。
茎を多く分け、ツル状に長く伸びて他物に寄りかかるようになります。
茎には下向きの鋭いトゲが密にあります。

葉は、幅2cm前後、長さ8cm前後の長披針型、葉先は鋭三角形状です。
葉の基部が茎を抱くようになるのが特徴です。

初秋~秋に、茎頂に数個の小さな花を、密な半球形の房状(総状花序)につけます。
時に夏から咲き始めることがあります。

花は小さく、径5mmほどで花冠は5裂します。
花被片は、ガクで花弁はありません。
花は下部が白色で上部は淡紅色です。

日本各地から北東アジアに分布します。
多摩丘陵では、限られた場所に少ない個体数を確認しているだけです。

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